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◯銀麗(光の竜)
主人公がノーガルドの世界に迷い込んで最初に出会った狼。綺麗な銀色の毛並みを持つことから主人公が名付け、元の世界に戻るための旅に出た主人公に同行する。
その正体はノーガルドの世界に存在するという八体の竜の一体で、光を司る。
人語を解し、狼の姿のまま会話することもできる。
また、人の姿となることもできるが、狼の耳や尾はそのままのため、どちらかと言うと獣人の外見に近い。
人型の姿は美しい女性で、狼の毛並みと同じ綺麗な銀色の髪が腰まである。やや鋭い切れ長の眼に、八重歯のような牙を持つ。
竜であってもひとつの生命であり、致命傷を受ければ命を落とすこともある。また、永遠とも言えるが、一応は寿命を持つ。
死を迎えた場合は再び同じ力を持った存在が生まれるらしいが、銀麗本人も詳しくは知らない。そのため、もしかしたら銀麗も数代目となる竜なのかもしれない。
竜としての目的は、この世の理から外れた存在である魔物を屠ることで、主人公に同行していたのは、類い稀な才能を持つ主人公に魔物を倒す力を与えるため。銀麗曰く、魔物を倒す目的に主人公を利用するためだ、とのこと。
バオムとネイファの死に対し、主人公の認識の甘さと力の無さを叩き付け、さらなる高みへと導く。ゆくゆくは銀麗自ら、主人公に戦う力を与える、と断言した。
八体の竜の中で最も慈悲深いとされ、バオム、ネイファ、マクの死に心を痛めていた。
堅苦しいことは好まず、竜であることを明かした後もこれまで通り接することを望む。
また、主人公にもかわらずもふもふさせることも許可した。
竜本来の姿はまだ作中に出てこないが、もふもふできる竜であることは間違いない。
極上のもふもふであることは間違いない。
間違いないのである。
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