平凡な消防士がその設定に至るまで

登場人物紹介：アトリオの村

氏名：銀麗（ぎんれい）※主人公命名
性別：雌
年齢：不明
身長：お座りした状態で主人公の腰辺り。
体重：寝惚けたメルティアが抱っこできる程度。
趣味：散歩。水浴びや湯浴み。最近は主人公観察。
性格：物静かで大人しく滅多に吼えることもなく、人間や家畜に危害を加えることもないが、自分の仲間である存在の敵となる者には容赦はしない。

主人公がノーガルドに来て意識を取り戻した時に初めて出会った狼。
何故か主人公と行動を共にする。
綺麗な銀色で極上の毛並みを持つことから、主人公が銀麗と名付けた。
とても賢く、時に人語を解しているのではないかと思われる場面が多々見受けられる。
そしてもふもふ。

普段は滅多に吼えることがないが、主人公が性別を確認しようとしたときは激しい怒りを垣間見せた。
昇術を使用した主人公の全力疾走にも平気で並走できるほどの高い運動能力を有する。アトリオの村での雨季明けの頃、溺れたカミアを助けるために人を呼びに行こうとしたファミイを背に乗せ、まるで重さを感じさせないような走りを見せたほど。
そしてもふもふ。

主人公が元の世界に戻るための旅を決意した際に共に行動することを選択し、アトリオの村を始め、旅の先々で着実にもふもふ信者を増やす。

主人公の行動に呆れる様子を見せたり、溜め息をついたり、頭突きや蹴りでツッコんだり、時にはおちょくったりと人間らしい一面を見せ、高い知能を持っていると思われる。
あからさまに尻尾を振って喜びを表現することはないが、上等な肉や甘い果物などの好物を前にすると目に見えて機嫌がよくなる。
そしてもふもふ。

このもふもふである。