最愛の家族の別れ

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泣き続ける姫抱きしめたまま チビ侍においでって呼ぶも ぐしゃぐしゃに泣いた父親の姿に困惑と照れで近寄ってこない チビ侍は俺がおらんくなってもきっと忘れて幸せになれるって 頭の片隅で思いながら。 抱きしめる。 その瞬間「パパ好きよ♪パパ大好きよ♪」 ギュッて抱きついてくるチビ侍 泣いてる俺の頭ヨシヨシしては抱きついてを繰り返してる。 本当に幸せな瞬間。。 離れる迄は二人の姿見て明日も頑張るぞって活力くれてた二人の姿 今は涙で滲んではっきり見えないけど温もりが しっかりとしがみつく二人の指先が愛おしくて離したくなくて… 全てが壊れる迄気がつかなかった自分を悔いて。 終わりの時感じて 最後は涙拭いて笑顔の二人の姿刻み込みたくて。。 わざと元気に 『喉乾いたからジュースでも飲むか?』 二人は頷き自販機迄二人をだきながら移動した。 皆で缶ジュースのみながら晴れ渡った空眺めてた。 チビ達との姿見てた嫁が 「どうする?」
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