魔法

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魔法…それは超常の技。 魔法…それは自然の力。 そんな魔法を使えたら君なら何をする? もちろんボクは透明になって覗きをするね! むしろそれしか考えられない。 いやしかし、彼女に近づく害虫共を焼き払うのも有りかも知れない。 もしくは風を起こしてスカートをめくるのも有りかも知れない。 いや、まてよ?近づくべきではない害虫共を水で流すのも有りじゃ? 雷で感電?闇で消滅?光で浄化?時で過去を変える?空間で監禁?木で触手プレイ?あぁ!ボクはどうすれば良いんだ! ゆ め が ひ ろ が り ん ぐ ! っと、そんな事を考える前にまずは魔法を覚えなければ。 ボク以外は変わってるはずだからきっと教科書も… 変わって…ない…だと…? ボクの持つ教科書も変わってない!? え、ちょっとまって。 そういえばテレビが有るのもよく考えればおかしい… 部屋の内装… 科学が無い世界では存在するわけが無いものがある。 まず、携帯。 もちろん圏外。 テレビ。 電源すら入らない。 エアーガン。 銃が有っても魔銃だから弾を装填する銃は存在しない、BB弾も入ってるし。 ゲーム。 基盤を造れる訳がない。むしろ電気が通ってない。 明かり。 光魔法の応用? パソコン。 プリンター。 固定電話。 バイブ。 ボクに関する物だけは変化していない? じゃぁ、パソコンに入ったエロ画像や架空の嫁達とももう二度と会えない? 「嘘だろ…こんなのって…まだクリアしてなかったのに…」 明るいはずの部屋で視界が真っ暗になった気がした。
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