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どうして部屋に…?
「あは…あははは…あはははははははははは!」
なんだ!全ては夢だったのか!
それとも現実で、輪廻転生に戻るというのは人生を終えると言うことなのか!
どうでもいい!
ボクは生きてる!
ボクはボクを生きれる!
「あははははははははははははははははははははははははははははははははははハハハハハハハハハハハハハハハハはははハハハハハ!」
真っ暗闇の部屋の中、ボクは1人大声を上げて笑っていた。
-そして世界は崩壊を進めた-
『逃げたか…理解から逃げ、理から逃げ、まだ逃げるか…』
白の中、白に満たされたナニかは1人呟き続ける。
『お前がそのつもりならそれでいい…ただ…が…るまで…その生を…むがいい…』
姿無き何かに語りかけるように。
『理から外れナニヲ成すのか、私は見てみたいのかも知れんな…』
白が歪む。
『願わくば彼のモノに祝福を…』
感情なき声に、哀愁が混じっていた。
-そして世界は修復へ向かう-
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