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これは知り合いから聞いたお話である。
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かけがえのない日々を彼らは送っていた。
彼女は病院関係の仕事をしているようで、あまり病院を離れることができないと言っていた。
彼女と付き合い3年が経過した夏だった。
「結婚してください。お願いします」
彼は夏の海で告白した。
「ごめんなさい。
今は無理です。
今度クリスマスに夜景でも見に行ったら考えるかな~」
彼は嬉しく、今後も幸せに過ごす予定だった。
しかし、ある日起きると彼は病院にいた。
隣には彼女が泣きながら寝ていた。
看護婦さんが言うには、
寝ている間に息が止まり、気づいた彼女が急いで病院へ連絡したそうだ。
一命をとりとめたとのことだった。
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