急接近

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「お先に失礼しまーす!」 杉崎君が明るく挨拶して部屋を出た。 それを皮切りに、他の人たちも帰って行く。 あっという間に三階は、私と富川さんだけになった。 「こんなに早く帰れるのは珍しいし、夕食でも食べない?」 一瞬、夢かと思った。 嬉し過ぎる……! まさか富川さんから、誘われる日が来るなんて!
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