告白
12/16
読書設定
目次
前へ
/
16ページ
次へ
絡まり合う指と指――。 指を絡めたまま、富川さんが私の手を強く握った。 鼓動は跳ね、全身に緊張が走る。 とてもじゃないけれど、私は握り返せない。 流れに任せ、じっとしているのが精一杯。 握られた手のひらや絡まる指が、溶けていくような感覚。 悦びと緊張で、私の身体は小刻みに震えた。 そっと耳元で富川さんがささやく。
/
16ページ
最初のコメントを投稿しよう!
55人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
15(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!