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予想以上にスムーズな流れだった。
10時前に会社を出た私たちは、近くのショットバーに入る。
カウンターとテーブル席が三つの小さなバー。
スタッフは40歳くらいのマスターと、若いバーテンさんの二人だけ。
私たちはカウンターに並んで座り、マスターにお酒を注文する。
富川さんはバーボンの水割りで、私はテキーラサンライス。
「それ、けっこう強いけど平気?」
富川さんが私のカクテルを指して尋ねた。
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