告白

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「いいんです。少しは酔わないと」 そう……。 酔って勢いをつけないと、告白できそうもなかった。 だって、こうしているだけで緊張と幸せと――。 告白なんかしなくても、二人で並んでお酒を飲んでいる。 その状況だけで、私は舞い上がっていた。  「どうしたの? 今日の優衣ちゃん、いつもと違うね」 「そ、そうですか?」 どうしよう……凄く緊張してきた!
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