初めての甘い夜

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手が離れた時、寂しさを感じた。 富川さんに触れていたい。 もっと、もっと――。 「優衣ちゃん、本当にいいの?」 確認され、小さく頷く私。 「じゃあ、飲み終わったら出ようか」 「……はい」 「僕の部屋に来る?」 「それは、あの……」
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