不信と不安の中で-2

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本当に杉崎君の言う通りだ。 理由に納得できなければ、諦められない。 だけど愛理ちゃんは同じ言葉を繰り返す。 「急じゃなくて、付き合ううちに段々感じたんです。私と杉崎さんは合わないって……。その気持ちが強くなっただけです」 もう我慢の限界だった。 私は拳をテーブルの上に置き、愛理ちゃんを問い詰める。 「愛理ちゃん、本当のことを話して! 実は私ね、」 そこまで言いかけた時。 視界の端に潤也の姿が映った。
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