第18話

嵐のような日々

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出勤した私が三階のフロアに入ると、みんなが一斉にこちらを見た。

「おはようございます。昨日は休んですみませんでした」

謝る私に、田中部長が優しい声をかける。

「もう大丈夫なの？」

「はい。ご心配かけてすみません」

「無理してない？　仕事も大事だけど、身体の方がもっと大事だよ。優衣ちゃんは頑張り屋だから心配だな」

「ありがとうございます。もう本当に大丈夫です」

みんなに注目されながら、私は頭を下げて席に座った。