嵐のような日々

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潤也の男らしい言葉、真剣な瞳、温かい笑顔……。 そのすべてが私の胸を熱くした。 目や鼻の奥がツンとして、涙が出そうになる。 私は俯き、深呼吸しながら必死で泣くのを我慢した。 「潤也……私も……」 もし今が昼休みじゃなかったら、私は潤也に自分のすべてをぶつけただろう。 すべてを話して、潤也の胸で思い切り泣きたかった。 「私も、頑張んなきゃね……。仕事、頑張らなきゃ……」
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