嵐のような日々

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一日中アパートから出ず、部屋でゴロゴロしていた。 食欲も気力もなく、コンビニへ行くのさえ億劫だった。 夕方6時過ぎ。 ベッドに座って壁にもたれ、ミネラルウォーターを飲んでいた時、携帯が鳴った。 携帯のディスプレイには潤也の名前が表示されている。 私はボーッとしたまま、通話ボタンを押した。 「オマエ、大丈夫か? 熱は?」 私を心配する潤也の大声が耳に響いた。
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