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社長は大満足の笑顔を見せながら宣言する。
「この仕事、何が何でも成功させるぞ! 駅の仕事が次々と舞い込むようになれば、うちの会社は安泰だからな」
みんなの拍手と共に盛り上がった、その時――。
愛理ちゃんが何か言いたそうな顔で、すっと手を挙げた。
社長が愛理ちゃんの挙手に気づいて尋ねる。
「愛理ちゃん、どうした?」
愛理ちゃんに目を向ける私たち。
みんなの視線を浴びながら、愛理ちゃんは立ち上がった。
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