会議での波乱

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私を見つめたまま、しっかりと頷く潤也。 社長が営業部のメンバーを一人ずつ見渡して尋ねる。 「どうだ? 一番に自信を持って発言できる者はいるか?」 「はい!」 潤也が声を出して手を挙げた。 「小宮山か。よし、言ってみろ」 潤也は立ち上がり、社長をまっすぐに見つめ話し出す。 「まだ契約書は交わしてないのですが、本決まりに近い物件があります」 「ん? どういう事だ?」
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