真実の追及

2/16
前へ
/16ページ
次へ
潤也に呼ばれたのは、翌々日の日曜日だった。 場所は、社長が行きつけの小料理屋。 愛理ちゃんの歓迎会も行なった店だ。 夕方5時。 私が店の前に付くと、入口の端に潤也が立っていた。 「潤也……」 私の声は緊張で震えた。 気づいた潤也が励ますように言う。 「そんな情けない顔すんなよ。もう社長たち来てるぞ」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加