プリンセスの涙-2

2/34
前へ
/34ページ
次へ
「実は俺、愛理ちゃんと会う約束した」 「…………!」 咄嗟には言葉が出ず、私は驚きの目で潤也を見た。 潤也は私に探るような目を向けてくる。 「いつ会うの?」 「今日」 「どこで? 潤也が二人だけで会うの?!」 私は前のめりになり、詰問口調で尋ねていた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

97人が本棚に入れています
本棚に追加