プリンセスの涙-2
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「実は俺、愛理ちゃんと会う約束した」 「…………!」 咄嗟には言葉が出ず、私は驚きの目で潤也を見た。 潤也は私に探るような目を向けてくる。 「いつ会うの?」 「今日」 「どこで? 潤也が二人だけで会うの?!」 私は前のめりになり、詰問口調で尋ねていた。
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