二人の夕暮れ

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「相変わらず真面目だなぁ。ノリに合わせてくれなきゃ、俺がアホみたいじゃん」 「……ごめん」 謝りながらヘコんでしまう。 私といても、つまらないんじゃないかと。 「冗談、冗談! そんな困った顔すんなって」 潤也は私の頭をヨシヨシと撫でた。 「静かな海にするか? 少し遠いけど」 コクンと頷く私。
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