好き

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「そんな、気を遣わなくていいのに」 そう言いながらも、内心では嬉しかった。 潤也と少しでも一緒にいられることが。 「気を遣ってるんじゃなくて、俺が送りたいの!」 「あ、ありがとう」 嬉しさと気恥ずかしさで、頬が熱くなる。 「じゃ、行くか」 潤也が立ち上がり、私も一緒に店を出た。
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