130人が本棚に入れています
本棚に追加
「ありがとう。そんなふうに言ってくれて」
「だって、マジで思うから」
「潤也にそう言ってもらえて嬉しい」
「あとは愛理ちゃんの気持ち次第だけどさ、オマエはよくやったよ」
「自分でもね、伝えたい事は伝えられたと思ってる。愛理ちゃんも色々話してくれて……。初めて心が通じた気がした。まだ不充分かもしれないけど、今までとは全然違ったよ」
「ああ。オマエの話を聞いて、それはよく分かった」
潤也の温かい眼差しが私の心を包む。
見つめ合う私たちは、自然に笑みがこぼれた。
最初のコメントを投稿しよう!