イチ

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[ある日のおやつ] 「あ…いいにおい…!!」 「珍しく材料が手に入ったんだ…レーションばかりじゃ身体に悪いからな」 甘く、香ばしい臭いを漂わせながらバドルは皿に焼きたてのビスケットを並べた。 その臭いに誘われて来たキリヤは目を輝かせる。 「食え」 「いいんですか!?」 「あぁ」 キリヤはビスケットに手を伸ばし、口に運んだ。 「美味しい…!!美味しいですっ」 「そうか」 サクサクと心地好い音を奏でながらキリヤは笑う。それにつられてバドルも微笑んだ。 end.
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