2月4日(木)

17/22
前へ
/814ページ
次へ
言葉に出せば、すんなりと受け入れられた。 そうか。 俺はもう、紅のことなんか吹っ切れていて――…。 「(市ヶ谷さんが、好き)」 名前の無かったこの感情に名前が付き、そのことで胸が一杯になる。 「ねぇ、さすがに浮気とかじゃないよね?ね?」 眉間にしわを寄せ、俺の方に身を乗り出してくる藍真。
/814ページ

最初のコメントを投稿しよう!

660人が本棚に入れています
本棚に追加