2月8日(月)

6/24
前へ
/814ページ
次へ
「(私の頑張り、返して…)」 パンパンになった足を引きずるように歩きながら、目は福原くんを探す。 と言っても、場所は大体分かるんだけど。 「じゃあまた、直江くん」 私の後ろを歩く直江くんに小さく手を振って、別れようとしたんだけど。 「俺も一緒に帰ってもいい?」 私のセリフは、直江くんの言葉にかき消されてしまった。
/814ページ

最初のコメントを投稿しよう!

659人が本棚に入れています
本棚に追加