2月8日(月)
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「(私の頑張り、返して…)」 パンパンになった足を引きずるように歩きながら、目は福原くんを探す。 と言っても、場所は大体分かるんだけど。 「じゃあまた、直江くん」 私の後ろを歩く直江くんに小さく手を振って、別れようとしたんだけど。 「俺も一緒に帰ってもいい?」 私のセリフは、直江くんの言葉にかき消されてしまった。
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