2月8日(月)

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けど。 「み、翠くん?」 福原くんは降りようとしない。 腕を組んで、開いたドアをただ見つめている。 当然の如く、発車時間にドアは閉まり、電車は動き出す。 「ど、どしたの!?」 「あ、乗り過ごしちゃった」 「へ!?」 なんか前もこんなことあったな…。 福原くんは私の方を見て、微笑みかける。
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