2月8日(月)

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「ちょ、翠くん…!」 ギュッと抱きしめられ、首元に福原くんの息遣いを感じる。 ドキドキと心臓の音が伝わってるんじゃないかと、緊張感が増していく。 「だ、ダメだよ…こんな往来で…」 「ん……」 そう、ここは駅前通り。 少ないとはいえ、人通りはある。 なのに、返事ばっかりで福原くんは腕の力を弱めようとしない。
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