2月8日(月)

22/24
前へ
/814ページ
次へ
「やっと2人きりになれた…」 「……っ」 掠れた、切なげな声で囁かれ、胸が締め付けられる。 ふ、と。 腕の力が弱まり、福原くんが顔を上げる。 その福原くんの視線と私の視線が絡み合う。 熱っぽい視線に射抜かれ、身動きが取れない。 「っ」 福原くんの指が、私の頬を撫でる。 「顔、赤い」
/814ページ

最初のコメントを投稿しよう!

659人が本棚に入れています
本棚に追加