2月10日(水)
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福原くんを交えて、だいぶ白熱した少女マンガ議論が行われた。 冷めやらぬ熱を持て余していると。 「さて」 並んで座る私と福原くんを、胸の前で手を合わせながら見据える福原くんのお母さん。 ……何でだろう、何だか嫌な予感がする。 「そろそろ、翠のどこが好きなのか聞いてもいい?」 「っ!?」 思いがけない言葉に、思わず口に入れたお茶を吹き出しそうになった。
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