2月10日(水)
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「か、母さん……!」 それは福原くんも同じようで、ティッシュを口に当てて顔を真っ赤にしている。 「いいじゃない、気になるのよ!翠も気になるでしょう!?」 目をキラキラと輝かせて、私を見つめる福原くんのお母さん。 少女マンガ好きの血が騒ぐようだ。 でも。 「えっと……」 どうしても言葉に詰まってしまう。 何故なら。
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