2月11日(木)

11/17
前へ
/814ページ
次へ
「……何」 あんまりにもまじまじと見つめて来るので、いたたまれなくなって藍真を睨み返す。 「いや、特に何もないんだけど……」 何度が瞬きを繰り返し、それからまた俺を見る。 「なんだよ……」 何かついてる? それともどっかおかしいとこでもある? 怒りの視線を感じたのか、藍真が口を開く。 「なんかさ……フッキ―、機嫌いいね」 「ッ」
/814ページ

最初のコメントを投稿しよう!

659人が本棚に入れています
本棚に追加