2月14日(日)

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「翠くん」 「ん?」 「これ……」 覚悟を決めて福原くんを見据えた時、福原くんの目が、私の向こう側を捉えて見開かれた。 「……に」 「え?」 何か言ったかと思うと、福原くんは私をよけて走り出した。 「(何……?)」 突然のことに驚きつつ、福原くんが走っていた方向を振り返る。 「っ……」 そこには。
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