―恋人契約終了―

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あれ、帰った? 市ヶ谷さんがいたと思われるところには、俺のマンガが入った紙袋だけが残されていた。 今思えばその時、紅のことよりも市ヶ谷さんのことを考えるべきだったのに。 「(まぁ、いいか)」 何か用事でもあったのかもしれないし。 探すことも、連絡してみることもしなかった。 あの時の俺を殴り飛ばしたい。
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