―恋人契約終了後―

15/19

659人が本棚に入れています
本棚に追加
/814ページ
「好きな子にだけ優しくすればいいの?特別扱いすればいいの?だったらもうやってる」 「え……」 睨みつけるように私を見つめる福原くん。 心臓の音が、だんだん大きくなって来る。 「……なんで俺が」 そう言って、福原くんが1歩私に近づく。 「(体が……)」 動かしたいのに動かせない。 視線も意識も、全て福原くんに集中してる。 「市ヶ谷さんと帰ってるか、分かる?」
/814ページ

最初のコメントを投稿しよう!

659人が本棚に入れています
本棚に追加