1ヶ月間、恋人契約。

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「どうして?福原とは別れたんでしょ?」 「それは……」 「じゃあ俺にもチャンスはあるでしょ?」 ウィンドブレーカーのポケットに手を入れたまま、腰を屈めて顔を覗き込んでくる直江くん。 「まだ分かんない?市ヶ谷さんが好きってことなんだけど」 「っっ!」 照れる様子もなくサラリと言ってのける直江くんに、こっちが恥ずかしくなる。
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