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「ついでに時期も言おうか?2年で同じクラスになってからだよ」
「そ、それはありがとうございます……」
熱くなる顔を隠そうと俯く。
その視界に直江くんのバレーボール用のシューズが映り、直江くんがさっきより近づいたことが分かる。
「福原より前から、市ヶ谷さんのこと見てた」
切なさが混じった声が、頭上から降って来る。
「福原と別れたんなら今はフリーでしょ?試しにでもいいから付き合ってみない?」
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