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あと少しで門…ってところで、誰かが後ろから走ってきた。
『あ、修治じゃん!!』
「ふー、間に合った。一緒に学校行こうぜ!」
『修治も亜師化中学校なの?』
「うん。これからもヨロシクな☆」
そう言ってニカッと笑う彼は、
藤井修治(フジイシュウジ)。小学校の頃から、なんだかんだ言って仲が良い男子。
私を見かけると走って来て挨拶をしてくれる。
家も近くで、よく一緒に登下校していた。
バスケがすっごい上手で、たまに教えてもらってた。
『修治、やっぱりバスケ部入る?』
「あぁ、入るよ。すっげー楽しみ!!流那は?」
『まだ決まってないんだ…できれば、修治と一緒のバスケ部にしようかな~って…。』
そう言うと、目をキラキラ輝かせ、
「マジで!?よっしゃ!!」
と喜んでいた。
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