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部活の話をしていると、門まで来ていた。
同じ1年生と思われる子達がたくさんいてドキドキした。
さっきまで話してたのに、急に声が聞こえなくなった。
横を向いてもいないので、どこに行ったかと思ったら、後の方で立ち止まっていた。
『どうしたの?』
そう声をかけると、いきなり手を掴んできた。
「同じクラスに…なれるといいな。」
少し頬を紅く染め、此方を見る修治が、すごくカッコよく見えた。
こんな修治、初めてで、少し動揺してしまった。
『う、うん…。』
多分、私も顔が赤いと思う。
見つめられると、目が逸らせなくなってしまった。
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