Ⅰ
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「入るな。そこで話せ」 言っても ドア一枚隔てているだけ。 「お兄様、ダメッ……!」 「いいか、声出すなよ」 それなのに――それだからか。 ソファーに押し倒した僕の服を剥ぎ 「――ッ!!」 征司は構わず杭を打ち始める。
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