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「一条様とご令嬢の茅乃(かやの)様があと30分ほどでご到着でございます」 聞いた名前。 「なっ……!」 その瞬間。 脳裏に昨夜いやと言うほど見せつけられた 征司の隣に寄り添う美しい令嬢の姿が蘇る。 「んんんっ……!」 下から胸を叩きつける手を押さえ込み 「ああ、分かった。用意しておく」 平気な顔で返事しながら 征司はより深く僕を突き上げた。
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