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「冗談ですることですかっ……!」 「冗談だなんて誰が言った?」 いいように遊ばれてるんだ。 「お兄様……」 真顔で温かいキスを落とされると 文句も言えず引き下がるしかなくなる。 「だけど今はお預けだ」 キス一つで――。 征司は何事もなかったように着衣を正すと そそくさとクローゼットへ向かった。 「聞こえたろ?30分で来客だ」
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