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胸元のボタンをひとつまたひとつ外して。 露わになった褐色の胸に 僕は迷わず顔を埋める。 「お兄様……欲しいよ……」 ミルクをねだる子供のように 甘い声音で囁く僕に――。 「おいおい、夕べから何度目だ?」 今度ばかりは本気で呆れた顔して 征司は頭を振る。
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