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「自分が殺せる相手じゃないです。次元が違いすぎる」
「そそそそそそこまで?お前にそこまで言わせる男か・・・・・・」
「奴は、マサシム。裏社会では知らぬ者はいない。すでに伝説とまで言われている、殺し屋です」
「ほほほほほほほほほ本当か?」
「すみません。自分は生きたいです。今日限りこの世界から足を洗います」
「待て待て待て。三倍じゃ!今までの三倍出す」
「無理です」
「じゃぁ、五倍じゃ」
「いくら積まれても・・・・・・」
「そう言うな!二億出す!」
「すみません。用心棒でいれば確実に死ぬのが分かっているのに出来ません」
「お前以上の用心棒はおらん!」
「どうしてもと言うのなら、知り合いがいます」
「お、お、おう。そいつは?」
「昔、同じ道場で修行したアゴシャクレと言う男がいます。そいつならひょっとして」
「そ、そうか。そいつは何処に?」
「山国県にいるはずです」
「山国県に?」
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