家族

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ベルゼ「それでだ、今後のために俺の異常を少し理解しておけ」 クロ「あぁ、そうだね」 まずは… ベルゼ「殺傷力の低い魔法を俺にうってくれ」 クロ「【アイスボール】」 躊躇うことなく氷の球体を俺に投げてきた それが当たる前に手で触れると、消えた 成る程、魔法を食べても魔力は上がるか クロ「消えた…」 ベルゼ「今のが『暴食』魔法を食べた」 別に口でボリボリ食う必要はない ベルゼ「体のどこでも触れば食えるが、普段は抑えているし、手にしか発動しないようにしてる」 常に暴食状態だと、触れる物が無くなるし、服すら消えるからな ベルゼ「ついでに、食ったものは俺に取り込む事ができる」 ……元々の身体能力を十として、身体能力が十の人間を食えば俺の身体能力は二十になる、という使い方もできるぞ だから俺の身体能力はかなり高い、何百という人間に、何百という動物の身体能力 他にも聴覚や視覚などもあがっている まぁ、ある程度生活に支障がないように抑えている………というか、上がらないように食っているのだろう 無意識に自動調整しているようだ でなければ、今頃光と臭いと音で死んでる クロ「とりあえず…厄介で最強だということはわかった」 ……大丈夫なのか?
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