31733人が本棚に入れています
本棚に追加
ベルゼ「それでだ、今後のために俺の異常を少し理解しておけ」
クロ「あぁ、そうだね」
まずは…
ベルゼ「殺傷力の低い魔法を俺にうってくれ」
クロ「【アイスボール】」
躊躇うことなく氷の球体を俺に投げてきた
それが当たる前に手で触れると、消えた
成る程、魔法を食べても魔力は上がるか
クロ「消えた…」
ベルゼ「今のが『暴食』魔法を食べた」
別に口でボリボリ食う必要はない
ベルゼ「体のどこでも触れば食えるが、普段は抑えているし、手にしか発動しないようにしてる」
常に暴食状態だと、触れる物が無くなるし、服すら消えるからな
ベルゼ「ついでに、食ったものは俺に取り込む事ができる」
……元々の身体能力を十として、身体能力が十の人間を食えば俺の身体能力は二十になる、という使い方もできるぞ
だから俺の身体能力はかなり高い、何百という人間に、何百という動物の身体能力
他にも聴覚や視覚などもあがっている
まぁ、ある程度生活に支障がないように抑えている………というか、上がらないように食っているのだろう
無意識に自動調整しているようだ
でなければ、今頃光と臭いと音で死んでる
クロ「とりあえず…厄介で最強だということはわかった」
……大丈夫なのか?
最初のコメントを投稿しよう!