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クロムの呑気さに呆れながら、暴れる少年を気絶させる
少年を担ぎ、返り血を暴食で食って綺麗にし、クロムの転移で屋敷から家に戻った
屋敷の暴食結界も消した
クロ「よし!まずはお風呂だ!」
家のリビングに着いた途端、クロムが言った
確かに風呂は入りたい
クロ「その子も一緒に入れないとだから………一緒に入ろうか」
いや待て、何故そうなる?
ベルゼ「おい…」
クロ「大丈夫!うちのお風呂広いから!」
そういう問題ではないが………有無を言わさず風呂場に連行された
まぁ、いいか
この少年は確かに一人で風呂に入れるのは大変だし
というわけで風呂に入った
確かに風呂はでかかった
そして少年は汚かった
お湯をかけてもかけても黒いお湯が流れ、髪はシャンプーが泡立たずに三回ほど洗い流し、体はまずクロムが回復魔法で治療してから洗い、ついでだからと伸びきった髪や爪などを整えた
二人係りでようやく綺麗になった気絶少年を放置して、俺も体を洗う
逆上せそうになったので直ぐに出た
とりあえず少年にはバスローブ、俺はクロムの服を貸してもらってリビングで一息ついた
クロ「改めてみるとこの子可愛いね」
ベルゼ「………顔は整っていると思う」
クロ「ベルゼもカッコいいし、俺の息子たちは美形で鼻が高いな!」
……俺はカッコいいのか?
両親と恋人にしか言われたことないぞ?
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