勇者

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女王「え?食べるんですか?」 ベルゼ「ん、食べる……聖剣なんて、百害あって一利なし……今後の為にも壊しとく、今なら壊れたら壊した偽物勇者のせいにできる」 クロム「そうだな、聖剣なんてものがあるから偽物なんかが出てきて、休日に呼び出されるんだ、破壊してしまうか」 ((な、内心怒ってたのか……)) ん?なんか女王と宰相がガクブルしてる 国王「そこは君たちの好きにしていいと私は思うよ、ただし……偽物を王国に入れるんだったらきちんと対処はしてもらうからね」 柔らかい笑みを浮かべながら言った国王 うん、度胸もあるし、優秀だな アサヒ「とりあえず、その偽物に喧嘩売られたらボコボコにしていいんですよね?」 国王「いいよ」 ショウ「むしろそいつに魔王倒しに行かせればいいんじゃないかと思う」 「「「「それは駄目」」」」 女王達や帝達にまで駄目出しされたぞ残念 クロム「前提として、聖剣保持者程度では魔族に勝てないからな」 え? ショウ「へ?いや、だって雷帝さんとか全帝さんとか魔族倒してるじゃないっすか」 クロム「勇者は知らないかもしれないが、王国の戦闘力は世界一だからな?その帝だぞ?特殊な武器と少し補正された程度のやつなんて、フォード隊長の息子のクラスの子達だったら誰でも倒せる」 ショウ「そんなんで勇者名乗ったの!?」 アサヒ「一応エンジチームの僕らって帝くらいの実力はあるってカイゼルさんのお墨付きだしなぁ……楽勝だね、ショウ」 アサヒの一言に帝達の一部が驚愕、一部が項垂れ、一部が狂喜し……ソランが帝達を見てため息ついた 頑張れソラン!!
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