勇者

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ショウ「そうなの!?ならそんな厳しく訓練する必要ないじゃん!」 アサヒ「何言ってるの?ショウのは訓練というより度胸をつけるためなんだから、毎日一回Aランク討伐依頼受注はやめられないよ?」 ショウ「何で俺だけこんなめに合わないといけないんだ!もうアサヒが勇者で良いじゃんか!」 クロム「どっちでもいいよ」 アサヒ「僕、勇者って柄じゃないから」 ソラン「諦めろタナカ、ベルゼが勇者認定してるんだからお前が勇者だ」 国王「むしろ良かったじゃないか、実際なら魔王カイゼルと戦わないといけなかったんだろう?それが魔族といえど雑魚魔王になったんだから、とても運がいい勇者だと思うね」 ショウ「……………成る程!」 あぁ、うん残念な奴だ アサヒ「それに、ショウが鍛えてる理由の最大の一つはベルゼに一撃いれてやることでしょう?自分で言ったこと忘れちゃダメだよ?」 ショウ「そうだった!」 「「「「「いや、無理だろ」」」」」 ショウ「いーや!ベルゼだって生き物なんだからいつかは一撃いれてやるんだ!いつもいつも俺をぼこしやがって!!」 正体を知らない騎士や門番や大臣達以外は何故か生暖かな眼でタナカを見てる ソラン(本人の目の前でなぁ…) アサヒ(確実に無理だけど、頑張れショウ) ベルゼ「鍛える、してやろうか?」 ショウ「へ?」 ベルゼ「ベルゼに一撃、難しいから……俺が鍛えてあげようか?俺のペットと、遊ぶだけ……強くなるよ?」 俺作成完璧キメラ達と戦わせれば度胸もつくだろ ショウ「全力でお断りさせていただきます!!」 ビシッと九十度のお辞儀で断られた
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