勇者

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アサヒ「聖剣って、持ち主以外が持てないとかじゃないんだね」 ショウ「あれじゃね?持ち主以外は抜けないとかじゃね?ベルゼ試してみれば?怪力だろ?」 ふむ… ベルゼ「残念にしては面白そうなことを言ったな」 ソランのとこに行く ソラン「ベルゼが抜いちまう前に試させてくれ」 ベルゼ「いいよ」 「馬鹿が!聖剣が凡人に抜けるわけがない!それよりも私の聖剣にいつまで触っている!穢れるだろうが!」 リリー「どう見ても勇者さんのほうが不潔っぽいけどなぁ…」 ハルス「あぁ、汗なのか油なのかわからない汁が滲んでて、触りたくない」 エンジ「二人して失礼だろ?きっとあれはわざと太ってるんだ、ほら防御てきな役割があるんだ、きっと」 絶対あり得ない ソラン「いっせーのーせっ!」 シュパッ!! 「「「「え?」」」」 「は?はぁぁぁぁっ!?」 ソラン「…………あれ?」 スルッ…カチン シュパッ!! ソラン「………抜けるじゃねぇか!!」 何故か肥満勇者に怒鳴るソラン 肥満勇者は唖然として、嘘だ…とか呟いてる 鞘におさめた聖剣を貰って、俺も抜いてみる ギッ…ギギッ……ギャリンッ 抜くときに多少抵抗は有ったが、抜けた ベルゼ「ふむ……肥満勇者、お前……今、これ抜けるか?」 渡すと、ガッと奪い取られ、抜こうとしているが抜けないようだ アサヒ「つまり、聖剣が先生に鞍替えしたんだね、わかります………聖剣もそんな脂ぎった肥満体型のオーク顔よりイケメンで人間だけなら最強の先生が良いよね」 にこやかに告げるアサヒに応えるように、うっすら光ってソランの手に瞬間移動した聖剣 ソラン「ゲッ、要らねぇ…」 ソランは迷惑そうだけどな!
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