31667人が本棚に入れています
本棚に追加
/666ページ
ベルゼ「抜いちゃったからには報告しないとな………エンジ、委員長、俺とソランとこのラードは城に行ってくるから、任せた」
エンジ「おう!行ってこい!!」
委「わかりました」
じゃあ早速、クロムと宰相に念話して、ソランの手を握り、ラード(肥満元偽勇者のアダ名)の服をちょびっと掴んで城に転移
謁見の間に直接転移してやった!
そしたら慌てて入ってきた女王や宰相とバッタリ
ついでに黒氷姿でクロムもやって来た
ベルゼ「早く座って」
女王「は、はい!」
女王が座ったのを確認して、ズバッと本題
ベルゼ「テッテレー!!ソランが勇者になった!」
「「「………………」」」
悪い、ふざけた
ベルゼ「さっき紹介された聖都国の肥満元偽勇者をからかって遊んでたら、流れで本当に抜けないのかとかやって………ソランが普通に抜いた、因みに力技で俺も抜いた」
女王「えぇっ!?」
宰相「………なんと」
クロム「そりゃそうだろうな、俺にも聖剣は抜けるぞ」
え?そうなの?
クロム「聖魔法は天界に属する者の魔法だ、たまたま聖剣に宿る聖の波動とそこの彼の魔力の波動が合ってたんだろう、だから聖剣が抜けた」
ん?ならソランがラードより合ってたってこと?
クロム「ただ、例外として世界や神に愛されている者はより聖の波動が強く、聖剣の波動を打ち消して聖剣を従わせる事ができる……だから、言ってしまえば勇者二人にも聖剣は抜けたはずだ」
そういや、クロムは神様予定だし、ソランは世界に愛されてるらしいし、勇者は一番世界の加護を受けてるんだったな
納得だ!!流石クロム!!
最初のコメントを投稿しよう!