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勇者事件から数ヶ月
女王「というわけで、どうしましょう?」
またしても城に呼ばれた俺達
将軍や門番は勿論、帝達に勇者二名、宵闇として俺達家族、そして……元四天王の三人だ
人数が人数なんだが、城の作戦会議室みたいなところで、お茶とお菓子を出されて座ってる
今、一通り女王が説明したところだ
アサヒ「そういえば、洗脳能力とか言ってたね、カイゼルさん」
ショウ「いやいやいや!気づこうよ!?なんでこんなになるまでほっといたの!?」
セイジ「これはちょっとどころじゃなく、マズイですね……」
門番も難しい顔してるけど…
ベルゼ「なぁマスター、王国以外の国が、聖都国の勇者筆頭に結託して王国を攻めてくる………何がマズイ?」
クロム「さぁ?何で皆は慌ててるのか………俺にもわからないな」
宵闇と四天王達は平然としてる
ソラン「それを操ってるのが魔王なんだから、魔王倒せばいいんじゃねぇか?」
あ、そうそう、元四天王の三人からの情報で、ラード含めて国々の重要メンバーを洗脳して操っているのが、雑魚魔王らしい
カイ「ふん、相変わらず………自分の姿を見せず他人を操るヘタレ具合にはヘドが出る」
アサヒ「その点、ショウは泣き言叫びながらも自分で戦うから偉いね」
ショウ「だろ!?魔王に比べたら全然ヘタレじゃないって!!」
「「「でも残念過ぎて魔王より駄目に見える」」」
元四天王の三人がタナカに痛恨の一撃
タナカは静かに涙を流した
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