魔王

2/20
31668人が本棚に入れています
本棚に追加
/666ページ
勇者事件から数ヶ月 女王「というわけで、どうしましょう?」 またしても城に呼ばれた俺達 将軍や門番は勿論、帝達に勇者二名、宵闇として俺達家族、そして……元四天王の三人だ 人数が人数なんだが、城の作戦会議室みたいなところで、お茶とお菓子を出されて座ってる 今、一通り女王が説明したところだ アサヒ「そういえば、洗脳能力とか言ってたね、カイゼルさん」 ショウ「いやいやいや!気づこうよ!?なんでこんなになるまでほっといたの!?」 セイジ「これはちょっとどころじゃなく、マズイですね……」 門番も難しい顔してるけど… ベルゼ「なぁマスター、王国以外の国が、聖都国の勇者筆頭に結託して王国を攻めてくる………何がマズイ?」 クロム「さぁ?何で皆は慌ててるのか………俺にもわからないな」 宵闇と四天王達は平然としてる ソラン「それを操ってるのが魔王なんだから、魔王倒せばいいんじゃねぇか?」 あ、そうそう、元四天王の三人からの情報で、ラード含めて国々の重要メンバーを洗脳して操っているのが、雑魚魔王らしい カイ「ふん、相変わらず………自分の姿を見せず他人を操るヘタレ具合にはヘドが出る」 アサヒ「その点、ショウは泣き言叫びながらも自分で戦うから偉いね」 ショウ「だろ!?魔王に比べたら全然ヘタレじゃないって!!」 「「「でも残念過ぎて魔王より駄目に見える」」」 元四天王の三人がタナカに痛恨の一撃 タナカは静かに涙を流した
/666ページ

最初のコメントを投稿しよう!